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英日翻訳 監修者からのメッセージ

これからの時代、キーワードは「マルチジャンル」

監修者:佐藤 洋一
国際基督教大学・教養学部理学科を卒業後、東京工業大学大学院・修士課程を修了。在学中から、論文などの翻訳を始め、翻訳会社を経て、フリーの実務翻訳者として独立。長年、翻訳学校講師も務め、数多くの翻訳家を育てている。『はじめての理系英語リーディング』(アルク)や、『詳解 技術英文大全』『科学技術英語論文 英借文用例辞典』『医薬英語論文 英借文用例辞典』(オーム社)など、著書・訳書も多数。
「実務翻訳」といえば、多くの人は「素人には近づきがたい専門的ドキュメントの翻訳」をイメージするようです。
実務翻訳は、「特別な専門知識が必要」で、
「翻訳を仕事に出来るのは一部の語学エリートだけ」と考えている人も意外に多くいます。

実務翻訳のマーケットは巨大であり、その規模は1兆円以上ともいわれています。
企業活動から個人生活に至るまで、
ありとあらゆる分野で多彩、かつ膨大な翻訳のニーズが日々発生しているのです。
「実務翻訳=高度な専門分野の翻訳」は、その一側面にすぎません。

インターネットの普及により、人々はますます膨大な情報に接するようになり、
企業から個人まで、日々発信される情報量も爆発的に増えてきました。
こうしたトレンドは、翻訳業界をも大きく変えようとしています。

インターネット時代に即応した、もっと身近、かつ平易で、
特別な専門知識を必要としないソフトな文章の翻訳を待ち望む市場がすでに登場しているのです。
しかも、そうしたニーズはますます増えています。

その一方で、多くの翻訳学習者共通の悩みとして、
「どの専門分野を選んだらよいかわからない」というものがあります。
それに対する本コースの立場は明快です。
専門分野を絞る必要はありません。多彩な分野にどんどんチャレンジしてください。

これからの時代は、従来の「実務翻訳」「出版翻訳」などの枠組みにとらわれない、
あらゆるジャンルの翻訳にオールラウンドに対応できる翻訳者がますます求められます。
そのキーワードこそが「マルチジャンル」なのです。

人は好奇心の生き物です。
マルチジャンル翻訳者を目指すことは、
「知的好奇心」と「仕事としてのやりがい」を同時に満たせる可能性を秘めています。
このマッチングは、まさに時代に即した新たな「ビッグチャンス」といえるでしょう。

これから翻訳家を目指す方には、既成概念にとらわれることなく、
本コースで是非とも<マルチジャンル翻訳>の楽しさと奥深さを体験していただければと願っています。