こんにちは、遠山顕です。「FMクリアベイ アフタヌーン・ショー」は、コミュニケーションのための英語をFM局の番組という「舞台」にのせ、「声の役者」も多数そろえた、新しいコンセプトの教材です。
「聞く」ことは言語を覚える最初の段階です。我々はそこで得た知識と経験と推測力とで、次の「話す」という段階に進みます。
英語を覚えるのもこれと似ていますが、違うのは、我々が幼児のように人生のバックグラウンドがあまりない状態ではなく、社会知識や人生経験をそれなりにもっているという点です。
この知識と経験と「勘」「想像力」などといわれる推測力が、ものごとを理解する際の助けとなり、外国のことを外国の言葉で理解しようというときにもなかなかどうして役に立つものなのです。
この教材は、みなさんのもつそんなアドバンテージをしっかり見据えて作られました。
各番組にテーマを置いたのも、みなさんがそのテーマからいろいろなイメージを引き出し、それをもとに、「勘や想像力も使って聞いてみよう!」という気持ちになっていただくためです。世に言う英語のシャワーも漫然と浴び続ければふやけるだけです。どんなテーマかを知って浴びるシャワーこそ、「効果のある英語のシャワー」と言えるでしょう。
さて、英語を学ぶ目的は、自分の考えや気持ちを「発信すること」に尽きるわけですが、発信型の英語使いになるには、まず発信の仕方を知らなくてはなりません。その発信の仕方を「聞くこと」「受信すること」でまず学んでいただきたい、というのが監修・執筆・演出者としての私の願いです。
その願いは、具体的にふたつの狙いになります。
ひとつは、DJやゲストたちのやり取りから、挨拶、相づち、呼びかけ、話の切り出し・転換・まとめ、ユーモアなど、コミュニケーションのコツを徐々に確認していただくことです。
もうひとつは、メディアというコミュニケーションの形―ニュース、CM、クイズ、インタビュー、天気予報など―に慣れていただくことです。組立や決まり文句に慣れていくと枠組みが見えてきます。そしてその枠の中、つまり大事な情報へとやがて耳が次第に向かいます。こうして聞き所がわかり、情報への扉が開いていくのです。
ただこうしたコミュニケーションの英語のコツと形を体得していただくためには、教材が何度も何度も聞き返しのできるものでなければなりません。この教材では、聞きやすさという面を、内容のおもしろさとさまざまなコーナーとでしっかりバックアップしてあります。
有名な言葉に、I think, therefore I am.(我思う、故に我在り)があります。名言ですが、思ったり考えたりしてことを別の人間に伝えることもおろそかにはできません。
We communicate, therefore we are.(我々コミュニケーションす、故に我々在り)という気分でこの新教材を使い、コミュニケーションの英語の理解力と伝達力を身につけていただければ、この上ない喜びです。
では、架空の街Clear Bayで起こるさまざまな出来事を出演者全員と共に体験し、新しいヒアリングの世界を楽しんでいきましょう!
We're so fine, we shine! Have a nice day!
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