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英日出版総合コースADVANCED プロ翻訳家デビューインタビュー (高 みづほさん)

今回は、「英日出版総合コースADVANCED」を優秀な成績で修了され、『ベスト・アメリカン・短編ミステリ』(DHC刊)の「砂漠」と「復讐人へのインタビュー」という作品を翻訳し、プロデビューされた高 みづほさんにインタビューしました。

Q 翻訳された短編における、ぜひ読んでほしいポイントやお薦めの点はどこですか?
A 「砂漠」も「復讐人へのインタビュー」も、人間の多義性ということがテーマになっていて、ミステリーというよりもミステリーの設定を借りた文芸作品だと思います。

たとえば法的に見れば悪だが人道的に見れば正義であるという「復讐人」の行いもそうですし、その人物像にしても、自意識過剰な人間臭さを露呈しつつ、一方では知的な洞察力と固い信念という英雄的な資質をやはり持っています。

また「砂漠」では、アジア系移民と白人という構図だけでなく、男性と女性、父親と息子、といったいくつもの対比が隠れていて、それぞれの観点から読んでみると色々に交錯する関係性が見えてくると思います。
Q 翻訳される際に、心がけたことや苦労したこと、楽しかったことはどんなことですか?
A 気をつけたところは登場人物のキャラクター設定です。一人称・二人称の選び方や会話での言葉遣いなどに、それぞれの性格や人物同士の関係性を反映させるよう心掛けました。

優れた書き手の文章なので人物のイメージは自然に浮き上がってきますが、意味を正確に訳すのに気を取られていると、途中で一人称が変わっていたりしてキャラクターがブレてくることがあり、校正の段階で気がつく箇所が多々ありました。

訳していて楽しかったのは、人物同士の絡み合いや長い会話の部分です。 自分の選んだ日本語で、登場人物たちが生き生きと立ち上がってくるとやりがいを感じました。

特に面白かったのは、「砂漠」のソニー.ジュニアの長い独白です。どこか自分の話に陶酔しているような語り口や、少年ぽい脆さと冷酷さを併せ持ったキャラクターをうまく再現できていればいいと思います。
Q 『ベスト・アメリカン・短編ミステリ』で翻訳家デビューが決まった時のお気持ちを教えてください。
A もちろん嬉しかったですが、自分の実力については半信半疑で「欠員が出たのかな」と思っていました。
Q 「英日出版総合コースADVANCED」を優秀な成績で修了してプロデビューされたわけですが、「英日出版総合コースADVANCED」のテキストの内容で特に役立った点を教えてください。
A 「英日出版総合コースADVANCED」の課題では「英日出版総合コース」よりもさらに長い文章の読解が中心になっていて、より実践的な文芸翻訳の訓練ができたと思います。

出題内容も、例えば脳卒中の後遺症で失語症になった男性の会話など、一筋縄ではいかないものもあり、添削と模範訳例を見てなるほどと思うことが多々ありました。質・量ともに、実際の翻訳を疑似体験できる内容になっていると思います。
Q 「英日出版総合コースADVANCED」修了後、「英日メディカルコース」を受講されていますが、「英日メディカルコース」を受講された理由やきっかけをお聞かせください。
A もともと文芸翻訳が希望ですが、それだけを仕事としてやっていくのは難しく実務翻訳を兼ねるのが一般的と聞いていたので、実務方面で自分に向く分野を探していました。

DHCのパンフレット等を参考に検討したところ、医療翻訳は比較的安定した需要があり、用語などの知識を修得すれば語学力自体は現在のレベルで足りているようだったので、自分に適していると思い受講を決めました。
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