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英日出版総合コース プロ翻訳家デビューインタビュー (山下 麻貴さん)

今回は、「英日出版総合コース」を優秀な成績で修了され、『ベスト・アメリカン・短編ミステリ』(DHC刊)の「ビッグ・ミッドナイト・スペシャル」と「父の日」という作品を翻訳し、プロデビューされた山下 麻貴さんにインタビューしました。

※「英日出版総合コース」は、2017年6月より「英日翻訳 総合マスターコース」として改編されました。

Q 「英日出版総合コース」を優秀な成績で修了してプロデビューされたわけですが、「英日出版総合コース」のテキストの内容で特に役立った点を教えてください。
A プロ養成コースですので、翻訳のテクニックに関する初歩的な部分よりも、もう一段踏み込んで原文をどう分析するか、という部分が役に立ったと思います。

プロの作家さんはとても緻密に文章を練り上げてあるので、その語が選択された理由や、文と文との関連性を敏感に感じ取り、きちんと理解した上で翻訳しなければならない、ということを学びました。
Q 「英日出版総合コース」のほかに「イングリッシュ・プラス」も修了されていますが、受講された理由をお聞かせください。
A わたしは大学等で英語を専門に学んだわけでも、留学経験があるわけでもなく、英語に関しては完全な素人でしたので、とにかく基礎から始めなくては、という思いがありました。

翻訳学校へ通ったり、いきなり「英日出版総合コース」を受講したりするのは自分には敷居が高すぎたので、翻訳の初歩が学べる「イングリッシュ・プラス」を受講しました。
Q 他の講座を受講する際や、今回の短編を翻訳する際に、「イングリッシュ・プラス」で学んだ内容で役立ったことがあれば、教えてください。
A 英語をいかに自然な日本語に翻訳するか、というテクニックが「イングリッシュ・プラス」で学べて本当に良かったですし、とても役立っています。

翻訳の基礎はすべて「イングリッシュ・プラス」で培ったと思っています。 これを受講していなければ、「英日出版総合コース」では挫折していたかもしれません。
Q 『ベスト・アメリカン・短編ミステリ』で翻訳家デビューが決まった時のお気持ちを教えてください。
A 自分の成績でお仕事をいただけるとはまったく思っていなかったので、とにかくビックリしました。編集の方から突然メールをいただいたのですが、本当に私が翻訳したものが出版されるのかどうか、しばらくは半信半疑だった程です。
Q 翻訳された短編における、ぜひ読んでほしいポイントやお薦めの点はどこですか?
A 「ビッグ・ミッドナイト・スペシャル」は、作中にこのタイトルに関する話題が出てきません。実は、“ミッドナイト・スペシャル”というのは刑務所のそばを走る夜行列車のライトのことで、この光を浴びることができれば外へ出られる、という迷信が囚人たちの間に生まれたのだそうです。これを踏まえたうえで、主人公のアーレンを照らす“ビッグ・ミッドナイト・スペシャル”とは何なのか、そしてどんな結末が彼を待ち受けているのかを考えながら読んでみると、より深く味わえるのではないでしょうか。

「父の日」は、最初に読んだ時にラストがとても気に入って、ぜひ翻訳してみたいと思った作品です。作中で起こった事件は悲しいものですが、ベテラン刑事ハリー・ボッシュが事情聴取を進める際の心理的な駆け引きなどは、非常に読みごたえがあるのではないかと思います。
Q 翻訳される際に、心がけたことや苦労したこと、楽しかったことはどんなことですか?
A 今までにこれだけのページ数を翻訳した経験がなかったので、どれくらいのペースで翻訳できるのかがまったく分かりませんでした。実際にとりかかってみると少しも先に進まない日もあって、その時は途方に暮れそうでした。

特に「ビッグ・ミッドナイト・スペシャル」は、手持ちのランダムハウス英和大辞典やリーダーズ・プラスといった辞書に載っていないような単語も出てきて、意味を調べるだけでも大変でした。

心がけたことは、なるべく原文が持つリズム感やスピード感を損なわないように気を配ったことでしょうか。 特にジェイムズ・リー・バークは言葉の使い方がとても巧みで、意訳してしまってはそれが伝わらないので、日本語でどう表現すればいいのか悩んだ部分も多かったです。

今でも、あそこは違う表現にすれば良かったかな、と思う部分がいくつかあります。作業にずいぶんと時間がかかってしまい、編集の方にご迷惑をお掛けしてしまったのでは、と反省もしています。やはり英語力と日本語力の両方をもっと磨いていかなければ、と改めて痛感しました。

作業中は苦労がほとんどだった気がしますが、初校をいただいた時に、自分の文章が本として印刷されるレイアウトに美しく整えられていて、「本当に本になるんだなぁ」と実感でき、嬉しかったです。また、先にも述べましたが、「父の日」のラストがお気に入りなので、そこまでたどり着き、日本語の文にできた時は感無量でした。
Q 「英日出版総合コース」のほかに「リーディング・プラス」も修了されていますが、受講された理由をお聞かせください。
A 中学から大学の一般教養まで、英語の成績は悪くはないけれども、とび抜けて良いわけでもなく、文法には苦手意識がありました。「イングリッシュ・プラス」を修了した時に英語の基礎力が不足しているのを痛感し、「リーディング・プラス」を受講することにしました。
Q 他の講座を受講する際や、今回の短編を翻訳する際に、「リーディング・プラス」で学んだ内容で役立ったことがあれば、教えてください。
A 何かに直接役に立つというよりは、自分の好みで選んでいたら絶対に読まなかったであろうジャンルの文章、それも選り抜かれた素晴らしい文章に色々と触れることができたのが、とても良かったと思っています。
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