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英日出版総合コース(関口 麻里子さん)プロ翻訳家デビューインタビュー

今回は、「英日出版総合コース」を優秀な成績で修了され、『ベスト・アメリカン・短編ミステリ』(DHC刊)の「錆の痕跡」と「狂熱のマニラ」という作品を翻訳し、プロデビューされた関口 麻里子さんにインタビューしました。

※「英日出版総合コース」は、2017年6月より「英日翻訳 総合マスターコース」として改編されました。


翻訳を無事終えられて、今の心境をお聞かせください。

10月の上旬に、実際の装丁に近い形で原稿チェックをする機会があり、いよいよ本になるんだなぁと初めて実感しました。

その後、完成品が送られてきたときも嬉しかったのですが、やはり、一番感動的だったのは地元の書店で平積みになっている『ベスト・アメリカン・短編ミステリ』を見た瞬間でしたね。今後は、周りの友人にも積極的に紹介していくつもりです(笑)

翻訳書のお勧めの点はどのようなところでしょうか?

「錆の痕跡」は、主人公である「僕」の複雑な胸の内を通じて、人生の明暗について考えさせられる作品です。「狂熱のマニラ」は、舞台となるフィリピンの社会的・文化的背景から、とりわけマニラの現実を知ってもらいたいという作者の強い思いが伝わってきます。

いずれもミステリとしてのストーリーを楽しむと同時に、作者が作品に込めたメッセージを感じとっていただけたらと思います。

2作品の翻訳作業は大変だったのでは?

まずは原本を何度も読み込みました。第一稿をDHCに提出するまで3週間くらいの期間があったのですが、すぐに翻訳に取りかかるのではなく、頭の中で英文の解釈や訳文の構成を確認し、作品全体の流れを時間をかけてつかんでいきました。

実際、10日間くらいかけて作品のイメージを固めたあとは、一気に2,3日で2作品とも書き上げたんです。その後、推敲を重ねて翻訳を完成させました

他のお仕事との両立も大変だったかと思われます。

私は、予備校で英語の個別指導講師をしているのですが、4月の初めに『ベスト・アメリカン・短編ミステリ』の話をいただいたこともあり、担当する授業時間を控えめにしていたので、特に問題はありませんでした。

それに、授業がある日もたいていは夕方からの始業なので、午前中などのスキマ時間を有効に使って、時間はなんとか工面できました。

翻訳依頼を受けた時は、どう思われましたか?

小さいころから本が好きで、海外の翻訳作品もたくさん読んでいたので、夢がかなったというか…。実は、以前「DHC翻訳新人賞」にも応募したことがあったので、当時は入賞までいきませんでしたが、その分も嬉しかったです。

「DHC翻訳新人賞」にも応募されたことがあるんですね。

はい、長年塾講師として教えてきた経験から、ある程度英語には自信があったので、一度力試しのつもりで応募してみたんです。でも、結果は1次審査も突破できず…。自分では“けっこううまく翻訳できたかな”という思いもあったので、「自分の翻訳のどこがダメだったのか」気になって、DHCの「英日出版総合コース」を受けてみようと(笑)。


「英日出版総合コース」を受講されていかがでしたか?

塾で教えるような受験用の英語と翻訳との違いを具体的に理解できたというのが、一番大きかったですね。受験用の英語では文法や構文の正確な理解力が問われますが、翻訳では読者にとって自然な日本語、伝わりやすい訳文が何よりもまず大切なんですよね。

「英日出版総合コース」のTEXTBOOKや添削指導を通じて、“自分の訳文の不自然さ”や“自然な日本語で翻訳するためのテクニック”に気づかされたことは、今でも大きな財産になっています。

具体的に言うと、「TEXTBOOK 2」の“急流下り型”などのタイプ別に訳し方を教えてくれる部分など、とても勉強になりました。「添削指導」でも“ここはこう訳すとよりスピード感、臨場感の出る訳文になります”など、一人ではなかなか気づけない視点を具体的に教えてくれるのはありがたかったですね。

「英日出版総合コース」を受講したおかげで、再度チャレンジした翻訳新人賞では、1次審査を突破して、一歩前進することもできました(笑)。

今後の翻訳家としての展望をお聞かせください。

英語講師の仕事は今後も続けていきますが、今回の翻訳をきっかけに、英語を軸に色々な分野に挑戦していきたいと思っています。実は、弁理士の友人を通じて特許関連の翻訳に関わる機会などもありましたので…。

出版翻訳の他に、特許翻訳もされてるとか!

そうですね。特許翻訳は、専門用語を調べて理解するのに時間がかかりましたが、「英日出版総合コース」で学んだテクニックは十分役に立ったと思います。ただ、やはり“言葉を生み出していく喜び”をよりたくさん感じられる出版翻訳の方がやっていて楽しいし、私には向いているのかもしれないとも思いました。

でも、今後も出版翻訳以外の分野、例えば実務翻訳とか和文英訳にも関わっていきたいと思っています。

最後に、翻訳家を目指す方々へのメッセージをお願いします。

これは翻訳家に限ったことではないと思いますが、やはり“翻訳家になれるチャンスを得ようとすること”が大切だと思います。例えば私だったら、DHCの講座を受けたり、コンテストに応募したり、知人の仕事に関わったり、“翻訳家になりたい”という思いをそういった“具体的な行動”につなげられるかどうかが分かれ道じゃないでしょうか。

私自身も、英語講師として普段扱う英語だけでは不足しがちな部分―例えば正しい文法をやや崩した話し言葉やスラング―を日頃から外国の大学生のブログなどに目を通すようにして補ったり、まだまだ勉強中の身ですが、皆さんもぜひ具体的に行動されることをオススメします。

インタビューは以上です。本日は、ありがとうございました!



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