
日常生活でよく使う英語表現や、知っているだけで英会話力の幅がぐっと広がる日本語からでは推測できないような英語表現をたくさん紹介しています。



宮本武蔵と佐々木小次郎といえば、巌流島、決闘など、知らない人はいないくらい有名ですよね。小次郎の必殺技として「燕返し」があります。また、武蔵が書いたとされる「五輪書」は、ビジネスマンにも読まれる書物として、現代にも通用するものがあるようです。日本といえば侍を連想する外国人も多く、武蔵と小次郎の話をすると、とても受けがいいかもしれませんね。
そこで、今回はそんな武蔵と小次郎に関する英語をチェックしてみましょう。
宮本武蔵と佐々木小次郎が巌流島で決闘を行っています。決闘の時間に遅れて
きた武蔵に対して、しびれを切らした小次郎が刀を抜いて挑みかかろうとしています
続きを見てみましょう。
小次郎:
Do you think you can win with that poor wooden sword!? Don't you know when you're beaten, Musashi?
(そんな貧弱な木刀で勝てると思っているのか!? 往生際が悪いぞ、武蔵!)
武蔵:
Now that winner is clear. I can feel the limit of your ability.
You'll be the one who lose!
(これで勝者ははっきりしたな。そなたの限界がわかったわ。負けるのは貴様じゃ)
小次郎:
I know you are whistling in the dark! You were late for this fight.
I thought you have chickened out. Why were you late?
(強がりを言っても無駄だ! 決闘に遅れてきた分際で!すっかり怖気づいたのかと思っておったわ。なぜ遅れた?)
武蔵:
It's nothing to speak of. A thief stole my sword, and I just couldn't decide whether to come or stay.
I have no choice but to bring this wooden sword with me.
(たいしたことではないわ。拙者の刀が泥棒に盗まれて、行くかどうか迷って
おっただけじゃ。それゆえ、仕方なくこの木刀を持って来たまでよ。)
それでは、今回のポイントをチェックしてみましょう。
○Don't you know when you're beaten
直訳すると「負けていることを知らないのか? 」と問いかける意味になり、つまり、「往生際が悪い、悪あがきする 」という意味が出てきます。決まり文句として良く使われます。
○you are whistling in the dark
「暗闇の中で口笛を吹く 」というのが直訳になります。子どものとき、「夜道で怖くなったら歌を歌うと怖くないよ 」と教えられた方もいるかと思いますが、その発想で、「強がる、怖くないふりをする 」という意味になります。
○you have chickened out.
「chicken」が「臆病 」というスラングであることを知っている方も多いと思います。チキン野郎といった言葉や、チキンレースなどの言葉が日本でも使われることがあります。このchickenを動詞で使うと、「びくびくする、怖気づく 」という意味になります。
○It's nothing to speak of.
決まり文句です。「取り立てて言うほどの〜ではない 」という意味です。丸々覚えてみてくださいね
○I have no choice but to bring this wooden sword with me.
「have no choice but to〜」というのは「〜するより仕方がない、〜する他に手がない 」という意味です。
また、ここで何回か出てくる「刀 」は「sword」、「木刀 」は「wooden sword」となります。
※ここでの会話は、あくまで英語学習用の架空のものです。
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